昨今、食品の品質や安全性の問題が大きくクローズアップされています。メーカーのタヒボジャパンでは、食品安全基準に適合した工場での製造はもとより、第三者による安全性試験、残留農薬に対するポジティブリスト制度への対応など、社会のニーズに即応した取り組みを行っています。
原料品質面では、原木の伐採地域について特にこだわり、アマゾン川流域に自生するタベブイア・アベラネダエの中でも特定地域の木だけを伐採し、有用成分の含有率がタヒボジャパン社の基準を満たす高品質な原料だけを「タヒボNFD」として製品化しています。健康茶「タヒボNFD」に「安心」を添えてお届けできるよう、原料から製品に至る全てにおいて「安全性と品質の追求」に真摯に取り組んでいます。
「タヒボNFD」の原料となるタベブイア・アベラネダエ(タヒボ)の木は栽培木ではなく南米ブラジル・アマゾン川流域に自生する天然木。それだけに原料は大変貴重で、品質の確保が最大のポイントです。「タヒボNFD」の原料となる原木は薬用植物記念研究所(通称タヒボ研究所)の調査に基づく特定地域内(*1)のみで伐採しています。しかも研究所スタッフによる事前サンプリング分析によって樹齢30年以上で有用成分NFDの含有率がタヒボジャパン自社基準値を満たしている原木だけを計画的に伐採しています。
*1 貴重な天然資源を乱伐、盗伐から守るために具体的な地名は公表していません。
伐採された原木は製材所で樹皮をはぎ、ブラジル国内の現地工場へ運ばれます。そこで約2ヶ月間天日乾燥し、自然にはがれた内部樹皮を2~3センチメートルの細かいチップにカットします。
保管倉庫では麻袋に入ったまま6ヶ月間保管し乾燥させます。この間に日本へ輸出前の品質管理分析(*3)を行います。
*3 目視及び顕微鏡確認、純度、化学的組成、有用成分計測、微生物の確認(ブラジル連邦共和国衛生監督庁品質ガイドライン RDC204-RDC210に準拠)
ブラジルから輸入された原料チップは、良好な保存状態を維持するために自動換気装置を備えた自社倉庫で大切に保管しています。
原料チップから粉末への加工、またエキス抽出からエキス末製造、軟カプセルへの加工製造は、食品安全基準(GMP基準)に適合した外部の工場に委託して行っています。
委託したそれぞれの工場では製品の菌検査をはじめとする行政のガイドラインに基づく品質検査を随時行っています。また第三者の検査機関による厳格な試験を定期的に実施しており、その試験結果はその都度タヒボジャパンに提出されています。
製造委託工場から納品された半製品は、タヒボジャパンの自社工場(*5)で最終チェックを行い、商品ごとのパッケージに包装され出荷を待ちます。また、流通段階での安全性(破損防止・異物混入抑止)を高めるために、パッケージひとつひとつにシュリンクパック包装を施しています。
*5 自社工場は自社原料倉庫に併設のため、所在地は一般には公表しておりません。
お客様から信頼されるタヒボジャパンであるために、品質保証に向けた取り組みの一環として、製造された商品のロット番号で製造原料ロット、製造時期、出荷時期、出荷先までの経路を辿って検索できる体制を整えています。